三浦春馬×小池徹平【キンキーブーツ 2019】観劇レポ ※ネタバレ注意
本日、
念願だったミュージカル【キンキ―ブーツ】を観劇してきました。
再演ってすごいですよね。
※🙄🙄🙄これ以降はネタバレにつながる可能性がありますので、
これから観劇する予定のある方は、お気を付けください!!🙄🙄🙄※
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の後継チャーリーがドラァグクイーンの力を借りて、倒産寸前の靴屋を立て直すというお話。
昨年末からチケットをとって、さらに久々のミュージカルだったので、
すんごく楽しみにしてました。
実は私、おととしの年末にNYのブロードウェイですでに一回観てたんです。
THE AL HIRSCHFELD THEATREです。
美術館のような劇場で、中に名前の由来でもある風刺画家のハーシュフェルドの作品も展示されてます。
ちなみに昔は「マーティン・ベックシアター」って呼ばれてたみたいです。
残念ながら現在はNYのキンキ―ブーツは先月で終演してしまいました😥
NYのキンキーの話になってしまいますが、
2013年にトニー賞受賞してるし、シンディローパーが全曲書き下ろしたなんて聞いてしまったらそりゃ見ない選択肢はないでしょ!てな感じでチケット買って
(正直ハリーポッター見たかったけど、当時はまだBWでは上演されておらず)
キンキータンブラー入りのスペシャルカクテルも買って飲んじゃいました。
アメリカ人のノリのよいテンションの高さに巻き込まれ、
さらに1部最後のベルトコンベアーのパフォーマンスで「危ない!!」って
ドキドキしながら見たりと
やっぱりミュージカルの本場BWはすごいなと思わされたのが
いい思い出です。
観劇した人に無料で配られる冊子です。
てなわけで、
日本のキンキーの話に戻ると、
そんなこんなで1度BWで観劇したことのあった作品だったので、
日本人キャストだとどんな感じになるのかなー?って
わくわくしながら挑みました。
開場してすぐに入場したのでホールをお散歩してたら、こんなものが!
真ん中にたって三浦さんと小池さんと一緒に写真をとれるパネルです。
上演前は結構並んでましたが、幕間だと比較的すいていたので幕間がねらい目です。
そんなこんなで始まったキンキ―ブーツ。
BWの内容とほとんど一緒です!(そりゃそうだ)
なによりなにより三浦春馬くんの筋肉がやばかったですね。
ありゃファンはたまらないんじゃないんでしょうか。笑
歌もすんごい音ハマってるし、ビブラートかかってるしびっくりしました。
ちょっと欲を言うともうちょっと声量あるといいなあと、、、
まあ音声さんのマイクのひろう音をもうちょい上げてって事にもなりますね。笑
もうちょっと上がるとかバゴーンって出した方がドラァグクイーンの迫力というか魅力がもっと出るんじゃないかと思います。
(ごめんなさい。一個人の意見です。でもそんなことどうでもいいくらい三浦君のローラ役ハマってました)
まあ小言は置いといて、
個人的にすんごい好きなのが1番終わりのベルトコンベアーを使った曲「Everybody say yeah」のなかの一場面。(BWの印象といい私このシーン好きなのかな)
✨ベルコンの上で歩く三浦君、素敵すぎ!!!✨
もう釘付けでした。
なんて美しい歩き方してるの?って。
チャーリー(小池くん)との約束で、仕事してるとこは男装するって事になってたけど、
男装しててもしっかり女になってて
歩くにも何をするにもローラでした。
まさに役が身体に入り込んでました。
このシーンに限らず、ちょっと話は前に戻ってローラがスーツ着て工場に現れてトイレにこもっちゃうシーン。
この時の小池くんとのやりとりの時も、スーツ着てるのに仕草はしっかり女になってました。
普通、男が女の仕草を真似したら少し不自然というかなんとなく違和感生まれると思うんですけど、それが一切なかったです。
完全にドラァグクイーンでした。
さすがです。三浦さん。
あと忘れちゃいけないエンジェルズちゃんたち。
こちらも素晴らしかったです。
ただ、日本のエンジェルズちゃんたちのヒール、ちょっと低い?って感じました。
BWで見たときは「ピンヒールなのによく転ばないなあ、、、」って
少しヒヤヒヤしながら見た記憶があったのですが、
「Land of Lora」のときのヒール、ピンヒールじゃなく普通のヒールだったような。
まあそんなことは気にせず、
それでもエンジェルズちゃんたちのダンスのキレとかわいさはしっかり健在でした。
このミュージカル、ただの靴屋の息子とオカマちゃんドラマってだけじゃなく、
メッセージ性というかグッとくるのがあるのが本当に好きです。
確かこの話、実話を元に作られてるんですよね。
だからなのか、それにシンディの曲がさらに乗っかってきてウルってくるシーンが多々ある。
そこがこのミュージカルの魅力ですよね。
「Just be, Who you wanna be」
なんていい言葉なんだ。
老人ホームで勘当したお父さんとローラが再開するシーンがありますが、
実はあれ、お父さんがローラを老人ホームに来るようにしたんじゃないかっていうストーリーがあったりなんかして、、、
とか、
「Just Be」歌ってる途中で仲違いしてたはずの子供時代のローラとローラパパ、チャーリーとチャーリーパパがハグしてるシーンが入ってたりとか、
本当にいいストーリーです。
映画始まりのミュージカルですが、
映画が公開されたのが2005年。
当時はLGBTという言葉が一般に知れ渡ってもなければ、レインボーフラッグも何それって感じですよね。
それが今やパートナーシップ協定とか
本当に時代が変わって個人・個性が尊重されるようになりましたよね。
いうてそんなに語れる年齢でもないですが。笑
そんなこんなでキンキーブーツ最高でした。